1本目はブライアン・シンガー監督の「ユージュアル・サスペクツ」

3大テーマは

①カイザー・ソゼ ②完全犯罪 ③どんでん返し

 

 

ストーリー:船舶の炎上事故を調べていた捜査官クラインは尋問していたヴァーバルから奇妙な話を聞かされる。6週間前に銃器強奪事件の容疑者として集められた5人が、釈放後、協力して宝石強奪を決行。ブツをさばくためにLAの故買屋と接触した5人は、そこで新たなヤマを依頼されるが、宝石と聞かされていた獲物は麻薬で、トラブルから相手を射殺してしまう。そして恐慌状態の彼らの前に、伝説のギャング“カイザー・ソゼ”の右腕と名乗る弁護士が現れたというのだ……。

予告動画:


1995: The Usual Suspects Trailer HQ - YouTube


映画「ユージュアル・サスペクツ」日本版劇場予告 - YouTube

 

以下ネタばれも含めた感想。

 

 

私が、「映画通」の友人から勧められた最初の映画がこの「ユージュアル・サスペクツ」である。

完璧な脚本・完璧な映像表現・そして完璧に騙される私達

この映画の一番の魅力は何と言っても脚本力であろう。

冒頭のシーンから私は「カイザー・ソゼ」が誰なのかという冒険の旅に出ることになる。しかし、巧みに時間軸をずらして私が探すのをかく乱してくる。

基本軸が警察(クイヤン)と一人の男(ヴァ―バル)との尋問で構成されており、それ以外は回想でできている。

 

私が印象に残っているのは警察に聴取されていた全身火傷の男が「カイザー・ソゼ!カイザー・ソゼ!」」と叫ぶところ。

これだけ怯えて叫ぶ姿を観て、私には「カイザー・ソゼ」がとんでもない奴であると思ってしまった。

 

そして、「コバヤシ」の存在。

この「コバヤシ」がいることで「カイザー・ソゼ」が架空ではなく本当に存在する人物であることがより一層強くなる。というか、私はこの「コバヤシ」が「カイザー・ソゼ」だと思っていた。

 

「コバヤシ」がソゼだな…と思って物語も終盤に至った時、聴取を受けていたヴァ―バルが釈放される。そして病院にいた火傷の男から聴取した似顔絵を観て警察も私も驚愕する。

 

目の前にいた男が「カイザー・ソゼ」だったと。

 

■観終わってから

この映画は騙された人と騙されない人(途中で気付く人)で両極端に分かれるだろうが、私は騙された側であった。

基本軸の中にあれだけ回想が入るとどれが本当の真実なのか分からなくなる。そして、最後に大体が嘘だと分かる。これが悔しい。

悔しいのであるが、何かすっきりしている。このような感覚になるのは映画を観て初めてだ。この映画を超える映画を観たいために映画鑑賞の扉を叩いてみる。

 

後日「映画通」にこの映画の事を話したが、

「そうか よかった 」

と一言で終わった。熱く語ると思っていた私はあっけにとられたが、あれは何か意味があったのだろうか?...いやないだろう。

そういえば彼の名前は「コバヤシ」だったな。

 

以下のリンクはこの映画のファンサイトです。丁寧な解説がなされていますので、2回目を観た後やもっとスッキリしたい方は是非。

http://www.geocities.jp/kobayashiporcelain/

 

 

最後まで読んでいただいた方はありがとうございました。もっと文章力も上達するように励みます。